ボローニャプロセス
ボローニャプロセスは、1999年にイタリアのボローニャで始まった高等教育の国際的な改革プロジェクトです。このプロセスの目的は、ヨーロッパ全体での大学教育の質を向上させ、学生の移動性を促進することです。参加国は、学位制度の整備や教育課程の透明性を高めるための共通基準を設定しています。
このプロセスにより、学士、修士、博士の三段階の学位制度が導入され、学生が異なる国の大学で学びやすくなりました。また、ECTS(European Credit Transfer and Accumulation System)という単位制度が導入され、学習成果の評価が一層明確になりました。